大気の構成元素で出てきた、アルゴンの所属である、
希ガス元素について少し書いていきます。
希ガス元素は安定状態で存在するものは、全部で5種類あります。
それぞれ、He(ヘリウム)、Ne(ネオン)、Ar(アルゴン)、Kr(クリプトン)、Xe(キセノン)
という名前である。
序盤の方に出てくるHe、Neは日常生活でもよく使われる元素です。
Heは、空気よりも軽い性質を生かして、プカプカ浮かぶ風船を作るのに使用されたり、
飛行船の安全な浮遊ガスとして使われています。
また、Neは、昔の看板などのネオン管は、Neを使用した電気となっていました。
いずれも希ガス元素が持つ性質として、反応性が限りなく小さいという
安定性の性質を生かして活用されています。
なぜ、希ガス元素の反応性が小さいのかは、それぞれの原子の形について
次回記載していきます。
次回、希ガス元素がなぜ反応性が小さいのか、電子と核について
書いていきます。
今回もありがとうございました。