分析化学について_定性分析1

今回は、分析化学の中の定性分析について、

酸塩基の判定に絞ってお話していきます

今回の投稿を見ていただけると、酸塩基の判定方法について知ることができます

酸塩基とは

酸とは、溶液中の水素イオン濃度の量によって決まるものです

中性は、水素イオン濃度が10^−7のとき中性です

この累乗の数が小さくなる

すなわち、段々と量が増えていくことによって、

酸性度は上がっていきます

したがって、数値が小さくなっていくと酸性が強くなっていくということです

反対に、酸性度が大きくなっていく

つまり、水素イオン濃度が減少していくことで、溶液は塩基性にシフトしていきます

数値が大きくなることが溶液の塩基性であることを示しています

酸塩基の定性分析

みなさんが、学生時代に必ず見たことがあるリトマス紙が最も簡単に酸性か塩基性かを

見極める方法です

赤いリトマス紙が青色になると塩基性であることを示して、

青いリトマス紙が赤色になると酸性であることを示しています

リトマス紙の溶液バージョンのようなものもあります

BTB溶液といい、リトマス試験紙のように、酸性や塩基性のものが

BTB溶液内に入ると変色します

リトマス試験紙と違うのは、中性であるとき、中性特有の色があることです

また、色の変色度合いが無段階に変色するため、大まかな酸や塩基の強さを

判断できる性質を持っています

最後に

今回は短めの内容になりました

酸・塩基の定性評価についてまとめました

他にもフェノールフタレイン溶液等特定の塩基性度でしか

変色しない溶液がありますが、それぞれの変色域にあった試薬があり、

種類が多いため、今回は取り上げませんでした

種類については、いつかまとめを作ろうと考えていますので、

今後も投稿を見ていただけるとありがたいです

今回もありがとうございました

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