元素は全て陽子と中性子と電子の3種類でできています。
この中で、陽子と電子の個数が一緒であるために、
基本的には元素は中性の状態であり続けているということです。
では、陽子と中性子と電子はどのような位置関係であり続けているのか
元素の質量は、ほぼ陽子と中性子の個数で決まっていきます。
そして、陽子と中性子を中心として、その周囲を電子が回り続けている形となります。
この距離は、核として決まった距離が存在します。
一番最初の距離である核の名前は、K核といい、電子は2個いることができます。
そして希ガス元素である、Heは陽子2個、電子2個、中性子2個からできています。
K核にいられる最大個数である2個の電子がいることで、反応するためには、きれいに
埋まっている核から引っこ抜くか、もっと大きなエネルギーが必要な、次の核に電子を入れ込むかの
どちらかを行わなければなりません。
しかし、どちらも多大なエネルギーが必要になります。
したがって、基本的に希ガス元素は反応性が小さいと言われる要因です。
この、それぞれの核にどれだけ電子が入っているか、また、どれだけ空白の席があるかで
だいたい同じような性質を示すため、それぞれ、アルカリ金属、アルカリ土類金属、
ハロゲン、希ガス元素など、種類の分け方があり、もっと大きな枠組みで、
典型元素と遷移金属というくくり方があり、電子の入り方が、核のエネルギーが少なくすむ
入り方をするために、電子が順番通り入っていかないため、自由な電子があることで、
反応性や結合が変わってくる遷移金属といった、大きな枠組みが存在します。
上記から、元素一つひとつでたくさんの反応性があり、難しく感じていました。
しかし、細かく見ていくと、たった3種類のものから出来上がっていることがわかり、
あとは、個数を気にしたらいいことを学び、少し簡単に感じることができました。
簡単に触りの部分のみ大まかに記載させていただきました。
少しでも全容がわかったら嬉しいです。
今回もありがとうございました。