今回は、溶液中のイオン強度についてお話していきます
前回お話した活量と今回のイオン強度について
まとめて理解することで、化学反応について詳しく求めることができるようになると思います
溶液中のイオンの持っている電荷と溶液の濃度によってきまる数値です
イオン強度μの計算式は
イオン強度計算式
μ=1/2Σci×zi2
Ci:物質iのイオンのモル濃度
zi:物質iのイオンの電荷
電解質のイオン強度は濃度に比例します
モル濃度について、電解質の種類による違いを次に示します
塩の種類ごとのイオン強度計算式例
A+B-:μ=(cAzA2+cBZB2)/2=(c+c)/2=c
A2+(B–)2:cA=c、cB=2c μ=(4c+2c)/2=3c
A2+B2-:cA=c、cB=c μ=(4c+4c)/2=4c
今回は、イオン強度についてお話してきました
イオン強度は、名前の通り、イオンによってその数値が変化することを覚えていただけると嬉しいです
今回もありがとうございました
次回もよろしくお願いいたします