今回は吸光光度法の触りについてお話していきます
今回と次回で吸光光度法を用いた分析手法について理解できるようにお話していきます
吸光光度法は、試料物質の溶液に波長200〜800 nmの光を当てることによって、
その物質の吸光スペクトルを測定することによって試料物質の定量を行ったり、
吸収の極大の位置や、その波形の形から定性分析を行う方法です
吸光光度法は、簡単で、感度と精度が優れた定量分析が可能な分析手法で、
精度が取れているため、再現性も高いため、多く使用されています
しかし、可視光や紫外線領域に吸収がないものや、
適正な呈色試薬がないものは、測定不可能です
そして、特定波長の光を吸収するため、
同じ領域の光を吸収してしまう阻害物質の分離や、マスキング等の
前処理をしなければならないといった、手間が発生します
今回は、紹介のみ行いました
次回から、吸光光度分析に使用する法則や、
実際の測定に関することを話していきます
今回もありがとうございました
次回もよろしくお願いいたします